絵本紹介『どんなにきみがすきだかあててごらん』

今回は絵本『どんなにきみがすきだかあててごらん』を紹介します。

絵本の情報

ぶん:サム・マクブラットニィ
え:アニタ・ジェラーム
やく:小川仁央
タイトル文字:佐藤直子
出版社:評論社
ISBN-10: 4566003418
ISBN-13:978-4566003415
発売日:1995/10/1
本体価格:1300円(税別)
ページ数:32p
大きさ:245mm(縦)×215mm(横)

サム・マクブラットニィ

1943年にイギリスの北アイルランド地方出身で生まれました。

これまでに50冊以上の本を出版しています。

『どんなにきみがすきだかあててごらん』は多くの国で翻訳されてベストセラーとなっています。

他の作品には『パパとママのたからもの』、『よーし、よし!』などがあります。

アニタ・ジェラーム

1965年にイギリスのポーツマスで生まれました。

絵を担当した作品としては、『ぼうや、おくちをあけて』、『サムならきっとできるから』などがあります。

自作の絵本では、『ぼくじゃないよジェイクだよ』、『ちいさななかよしさん』などがあります。

絵本の内容

この絵本では、小さな茶色いノウサギと大きな茶色いノウサギが登場します。

そして、お互いのことがどれだけ好きかということを伝え合っていきます。

それぞれがどうやったら好きの大きさを相手に伝えられるかを考えて、体や言葉を使って様々な方法で表現して比べ合う心温まるおはなしです。

絵本の感想

この絵本は、私が大人になってから知った絵本です。

元々は図書館のおはなし会でよさそうな絵本はないか探していた時に見つけたもので、内容も気に入ったので購入して手元にある絵本です。

好きだと心の中で思っていても中々言葉に出して伝えることは簡単ではありません。

この絵本ではストレートに好きという気持ちを表現しているところがすごいと思うと同時に、そうお互いに言い合えるような関係っていいなと思いました。

普段中々口にできない好きという言葉も図書館のおはなし会では恥ずかしがらずに言えるという不思議!

好きという気持ちが伝わってくる内容で、大事な人に贈る絵本としてもおすすめします。

この絵本の後に「どんなにきみがすきだかあててごらん」シリーズとして、『どんなにきみがすきだかあててごらん はるのおはなし』、『どんなにきみがすきだかあててごらん なつのおはなし』、『どんなにきみがすきだかあててごらん あきのおはなし』、『どんなに きみがすきだかあててごらん ふゆのおはなし』、『ぼくらはいつもいっしょだよ どんなにきみがすきだかあててごらん』などが出版されています。



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