本の紹介『スマホ脳』

話題となり、内容が気になっていた本を読んでみました。

本の情報

著:アンデシュ・ハンセン

1974年生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。精神科医。前作『一流の頭脳』が人口1000万人のスウェーデンで60万部のベストセラーとなった。

翻訳:久山 葉子

出版社:新潮社

ISBN:978-4106108822

発売日:2020/11/18

価格:1,078円

ページ数:256p

本の内容

今までの人類の歴史の中でインターネットが当たり前の世界はほんのわずかな期間で、人間は現代に適応するように進化していないということが書かれています。

また、スマホやSNSが集中力や睡眠、ストレスなどてよくない影響が出る傾向があると、述べられていました。

最後にデジタル時代へのアドバイスがまとめられています。

第14回 オリコン年間”本”ランキング 2021 BOOKランキングで第1位となり、2021年に最も売れた本となりました。

本の感想

私も振り返ると気がついたらスマホの通知を確認していたり、なんとなくネットニュースを見たりしていたと思いあたりました。

また、ここ数年は集中力の低下、睡眠の質の低下など自分に当てはまることもありました。

読書する時も以前は一気読みすることもありましたが、最近は集中が続かないというのもあり、少しずつ読み進めるようになりました。

スマホを長時間使用するとなんとなくよくない影響がありそうだとは思っていましたが、このように世界の研究結果などを例に挙げながら説明されていると具体的に分かりやすかったです。

スマホとこれからどう関わっていくかを考えさせられる内容でした。

自分がどのくらいスマホを使っているかを把握して、長時間にならないよう意識的にスマホを使えるようにしたいです。

それと、ストレス耐性や集中力を高めるために運動するのがよいということなので、運動する時間を少しでも増やすようにしたいです。

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